大和郡山市での車の修理は【マスダモータース】で 2021/12/24 日野 デュトロ XZU414M エンジン載せ替えその3 今回はエンジン載せ替えの最後です。 前回エンジンを降ろす所まで行きました。 今回は載せる中古エンジンを整備していく所からです。 かなり程度の良い中古エンジンです。 この状態だと作業し易いのでトラブルが起きやすい所は作業しておきます。 エンジン前部には水のラインにOリングが使われている箇所が複数あり、そこから水漏れしてきますので交換しておきます。 またウォーター・ポンプは保証外になりますので、コイツも一緒に交換しておきます。 こんだけOリングを使っています。 当社では毎年交換してる気がします・・・。 ウォーター・ポンプとカップ・リングを繋ぐスタッド・ボルトは最初から付けてきてくれると助かるんですがね~。 右側にはタービンやらサーモ・スタッドやらがあります。 エンジンを購入した所から「タービンは念の為、元の奴を使ってくれ」との事なので付け替えます。 またサーモ・ハウジングも水漏れし易いのでサーモ・スタッド自体と一緒にガスケットを交換しておきます。 排気周りのボルトは焼き付いてねじ山がダメになりやすいです。 今回は軽く炙るだけで普通に緩んでくれました。 車載状態とは作業性が違いますねw とは言え、狭い所はありますよ・・・。 そんな時に色んな工具が助けてくれますwww 中古エンジンはA/T車でした。 しかし、M/Tと取り付け面が同じなので問題はありません。 A/T用のフライ・ホイールを外してM/T用に付け替えクラッチを移植しておきます。 他にエンジン・マウントやウォーター・バイパス・ホース等を付け替えたら・・・ やっとエンジンを載せられます。 逆の手順でエンジンを載せ終わったら診断機の出番です。 エンジンを載せ替えているのでコンピューターに登録しているノズルIDが変わってきます。 アイドリング不調の原因になったりしますので、忘れずにID登録しておきます。 最後に水やオイルを入れて作動チェック、オーバー・ヒート確認です。 工場でチェックでは問題なかったので、走行テストでもう一度チェックしておきます。 絶好調w これでようやっと納車できましたw なんせエンジン積み替えは何かと時間がかかる重整備ですからね。