大和郡山市での車の修理は【マスダモータース】で
2021/12/17
日野 デュトロ XZU414M エンジン載せ替えその1
今回は日野 デュトロの修理です。
お客様から「オーバー・ヒートして止まった、修理して」との事。
エンジンが止まるまでいっているので、簡単にはいきそうにありません。
取り合えず引き取りに行きました。
水は入っていなかったので注水して工場まで走ってみます。
その後の状態を確認しましたが・・・
結果として・・・エンジン・ヘッド・ガスケットが抜けているどころか・・・エンジン・ブロックまでダメになっていました・・・。
お客様に状況を報告し、見積りを作りましたが廃車予定になりました。
・・・しかし・・・次の車が中々見つからず中古でのエンジン載せ替えという事になりました。
中古で走行も少なく状態の良いエンジンは見つけていたので、発注してエンジンを降ろす作業をしていきます。
色々と周りに付いている物を順に外していきます。
先ずエンジン・オイル、クーラントを抜いてバッテリー端子を外しておきます。
次にエア・エレメント・ケースや・・・
泥除け、負圧タンクなどを外して・・・
キャビンを支えるアーチを外します。
エア・エレメント・ケースからタービン、クーラー、スロットル・ボデーに繋がるエア・ダクトも外します。
クーラントは抜いているのでアッパー側のホースやヒーター・ホースを外しておきます。
スペースを大きくする為にオルタ・ネーターを外してしまいます。
その周辺の配線も外します。
確実な仕事をする為に外しておけるパイプ等も外します。
降ろす時に引っ掛かったりしたら厄介ですからね。
インター・クーラーは外し、クーラー・コンデンサーはパイプに負担がかからないようにして吊り下げておきます。
ファンやシュラウドを外してラジエターも降ろしてしまいます。
エンジンを降ろすだけならラジエターを降ろす必要はないでしょうが・・・
降ろしたり積んだりする最中に前に動いてラジエターを突いたりしたら・・・
エライことですからね。
作業は何よりも確実に、正確に、無駄なトラブルを起こさない事が重要ですからねｗ
今回はここまで。
次回はエンジンを降ろし切る所まで。
