大和郡山市での安心車検は【マスダモータース】に 2022/02/19 日産ディーゼル コンドル MK36C 車検その1 今回は日産ディーゼル コンドルの車検です。 車検ではありますが・・・「入庫予定前にスターターが回らない、エンジンがかけられない」との連絡。 確認しに行きましたが、現場でどうこう出来るレベルではなかったので、レッカーで工場までけん引してもらい確認していきました。 スターターを外して点検していきますが・・・ 何かが食い込んでフライ・ホイールも回せない・・・。 ??? どうやらミッションを降ろさないといけないようです。 先ずはバッテリーの端子を外し、おっもいプロペラ・シャフトを外します。 クラッチ・ブースターも外します。 因みに外したクラッチ・ブースターからオイル漏れが発生していました。 使用期間も長いのでリビルト品に交換します。 シフト・ワイヤー等を外していきます。 サイド・ワイヤーや配線を外します。 ウチは4トンまで仕事を受けていますが、ミッションを降ろすのは小型より4トンの方がスペースがあったりと作業し易いですw 重いのを除けばwww ミッション・ジャッキをかけて、ハウジング周りのボルトを外したらミッションを降ろせます。 さて降ろしてみると・・・ クラッチのダンパー・スプリングが砕けていました・・・。 まあディスクも滑りはじめていたのでは?って減り方をしていたので丁度よかった?かもしれないです・・・。 で、フライ・ホイールが回らなかった原因は・・・ 砕けたダンパー・スプリングの一部がフライ・ホイールとハウジングの間に入り込み、暫くガリガリとハウジングを削りながら回り、最後には食い込んでしまって回らなくなったという事でした。 こんな状態で何度もスターターを回そうとしていた跡もありました・・・。 とりあえず今回はここまでにしておきます。