大和郡山市での車の修理は【マスダモータース】で 2022/06/15 日産ディーゼル コンドル MK38C バック・カメラ修理 今回は日産ディーゼル コンドルの修理です。 この車は先ず登録時の整備をネタにするつもりでしたが・・・ 今日修理で入ってきて、呆れた状態だったので直ぐにネタにしよう思いました。 少し前にお客様が購入して当社で整備、登録していました。 中古車なんで以前の整備や物品の取り付け状況は分かりませんでした。 そこをふまえて貰って・・・ 今回「バック・カメラが映らなくなった」との事。 早速引き取りにいって確認します。 ACCでもONでも電源ランプが点灯しません。 電気が来てないのか?それともモニター自体がいけないのか? 先ずは電源の状態から確認しないといけないようです。 おまけに・・・ パワー・ゲートのスイッチにも電気が来なくなってしまっています。 これは時間がかかるかも・・・と覚悟しながらとりあえずバック・カメラの電源を見るために内装をバラしていきました。 そうしたら・・・ 何かのカプラから電源を取っていて周りをビニール・テープで巻かれていました。 なら・・・テープを剥して電気を確認していかないといけません。 で・・・剥してみるとカプラの端子から端子に配線を繋いで電源を取っていました。 その電気の取り方は問題なかったのですが・・・ なんじゃ?これは? メス端子からメス端子に電源を取るのに配線の銅線をよって押し込んでいました。 そもそも銅線をよっても大して固くもならないから端子に入る事も無く、端子の先に押し付けられているだけでした。 ビニール・テープも絶縁目的ではなく、そんな状態の配線が取れないように巻いているだけでした。 更にはパワー・ゲートの電源もそこのカプラの別の端子から・・・ 同じ状態で付けられていました。 これを触った人間は馬鹿なんでしょうかね? 久々に作業をしていて怒りが湧きました。 メス端子にシッカリ刺さるオス端子を使って絶縁チューブを付けた配線を作り組みなおしました。 モニターもパワー・ゲートも問題無く作動しましたので作業は終了です。 作業の仕方は色々ありますが・・・ここまで酷いのは久しぶりでした。 ちゃんと安定した状態にしないと作業ミスと変わりませんね・・・。