大和郡山市での車の修理は【マスダモータース】で 2022/11/15 イスズ エルフ NKR81A ミッション載せ替え 今回はイスズ エルフの修理です。 わざわざ県外から来て下さったお客様でミッションの変速がおかしいらしく中古のミッションを持ち込みでの作業となりました。 早速作業をしていきます。 先ずはバッテリーの端子を外す所から。 後はいつも通り、ワイヤーや配線、スターター・モーター、プロペラ・シャフトを外してしまいます。 今回は通常のミッションとは異なりスムーサーというクラッチの無いミッションです。 クラッチの代わりをトルコンが行い、以降の変速はマニュアルと同じ・・・という変わったミッションです。 なのでATFを抜いてフライ・ホイールにトルコンを固定しているボルトを外してミッションとトルコンを一緒におろします。 降ろしたミッションはこちらで処分します。 お客様が持ってきたミッションをジャッキに載せて使わない部品を外していきます。 ATFが漏れないようにパイプが曲がって付いていました。 こんなんは廃棄するだけです。 確認していくと・・・ 何故か一番後ろのロック・ナットを外した形跡がありました。 それはいいんですが・・・ ロック・ナット使い回しの上、かしめて無くて???ってなりました。 直しておきましたが、こういうのは気を付けないと・・・ 絶対に緩んだらダメな部分だからロック・ナット使ってるんだし・・・。 載せるときはしっかりトルコンがミッションの奥まで入っている状態でないといけません。 でないと壊れます。 邪魔な排気ブレーキを外す時にフロント・パイプに溶接してあるボルトが痩せて折れました。 グラインダーで溶接してあるボルトの頭を飛ばして普通にボルトを入れました。 エルフは何でこのボルトを溶接したのか?結構な頻度で折れるのに・・・。 細かい修理もしながらもミッションを載せ終えたらオイルを入れます。 トルコンにはATF、後ろのギヤにはエンジン・オイルを入れます。 間違えて高粘度のギヤ・オイルを入れると・・・ 音鳴りしたりトラブルが起きるので注意です。 最後にスムーサーの初期設定を行って、作動チェックの為に試走します。 問題なかったので作業は終了です。