大和郡山市での車の修理は【マスダモータース】で 2021/01/13 ふそう キャンター FE83DJZ クラッチO/H 今回はふそう キャンターの修理です。 お客様から「黄色の警告灯が点いている」との事。 確認するとクラッチ・ディスクの摩耗の注意をする警告灯でした。 滑る前にクラッチをオーバー・ホールしてしまいます。 リフト・アップし最初にバッテリーの端子を外しておきます。 配線を外していきます。 ミッションにはそれ程多くの配線は来ていませんが・・・ カプラを抜くのは一苦労するときがありますねw クラッチ・ホースを外します。 ホースにはオイルが漏れ続けないようにしておきます。 ワイヤーを外していきます。 シフト・ワイヤーは位置があるので印を付けて外します。 排気ブレーキも外します。 引き取りに行った帰り道で排気ブレーキが作動していなっかたので確認したら・・・ チャンバーに漏れがありました。 ついでなので交換しておきました。 プロペラ・シャフトを外して、サイド・ワイヤーを途中から外そうとしましたが・・・ うまくいかなかったので、分解してバック・プレートからワイヤーを外しました。 周りのボルトを外したら、後はミッション・ジャッキをかけてマウントを外します。 そうしたらバール等でこじながらミッションをエンジンから降ろします。 クラッチ・カバーの爪が大分と上がっています。 外して確認したら・・・ しっかりディスクが摩耗していましたw シリンダーは異常ありませんでしたが・・・ キャンターのシリンダーは潰れやすいので、ミッションを降ろしたら交換しておきます。 パイロット・ベアリングも要交換です。 清掃したらディスクのセンター出しの特殊工具を使って組み付けます。 後は逆の手順で組み付けていきます。 組み付け終わったらシリンダー内のエア抜きを行い、ちゃんとギヤが入るか確認します。 ギヤも排気ブレーキも入ります。 最後に走行テストを行い、問題は無かったので納車です。 因みにミッションを降ろして掃除した後、組み付ける前にダストを集めました。 ・・・ トラックは沢山出ますw こんなん吸い込んだら体に悪いですよww